スマホ検定とは?安全に使うための知識と受験方法
スマホ検定とは?
スマートフォンを安全に使うための知識と受験方法
スマートフォンは、電話やメールだけでなく、SNS、写真、動画、買い物、決済、銀行、地図、ゲームなど、生活のさまざまな場面で使われています。
便利になった一方で、偽SMSやフィッシング詐欺、アカウントの乗っ取り、SNSでのトラブル、個人情報の流出などにも注意が必要です。
スマホを操作できることと、安全に使えることは同じではありません。
この記事では、「スマホ検定」とはどのようなものなのか、スマートフォンを安全に使うために知っておきたいこととあわせて分かりやすく紹介します。
この記事で分かること
スマホ検定とは?
「スマホ検定」と聞くと、スマートフォンの操作方法を試す検定をイメージする方もいるかもしれません。
しかし、スマートフォンを利用するときに必要なのは、画面をタップしたりアプリを使ったりする操作だけではありません。
個人情報をどのように守るのか、不審なメッセージが届いたときにどう対応するのか、SNSへ何を投稿してよいのかなど、状況に応じて適切に判断するための知識も必要です。
「スマホ検定」という呼び方でも、実施する団体によって目的や出題内容は異なります。
受験を検討するときは、検定名だけではなく、どのような知識や能力が問われるのかを見て選ぶことが大切です。
KLCでは、スマートフォンを安全に利用するために必要な知識と判断力を問う
「スマホ安全利用検定」
を実施しています。
スマホ安全利用検定は、文字入力の速さや特定のアプリを操作する技術を競う試験ではありません。
日常生活で起こり得るさまざまな場面について、安全な行動を選べるかどうかを問う検定です。
なぜスマホの安全知識が必要なのか
スマートフォンには、電話番号やメールアドレスだけでなく、写真、連絡先、メッセージ、位置情報、買い物の履歴、決済や各種サービスのアカウントなど、多くの情報が入っています。
また、スマートフォンを使っていると、「荷物をお届けしました」というSMSが届いたり、SNSで知らない人から連絡が来たり、Webサイトに突然警告が表示されたりすることがあります。
こうした場面では、スマホの操作方法を知っているだけではなく、
「これは本物なのか」「この操作をして大丈夫なのか」と立ち止まって考える力
が必要になります。
身近な場面でも判断が必要です
- SMSに書かれたURLを開いてよいか判断する
- 電話で認証コードを聞かれても教えない
- SNSへ写真を投稿する前に、写り込んでいるものまで見る
- 知らない人へ個人情報や写真を安易に送らない
- アプリが求める権限が本当に必要なのかを考える
- ネット通販の料金や定期購入の条件を読む
- 不審な警告が表示されても慌てて操作しない
危険な手口をすべて暗記することよりも、少しでも不審に感じたときに立ち止まり、公式サイトや公式窓口など別の方法で確かめたり、家族や周囲の人へ相談したりできることが大切です。
スマホを「使える」ことと「安全に使える」ことは別です
LINEでメッセージを送ったり、写真を撮ったり、ネットで買い物をしたりできれば、普段のスマホ操作には困らないかもしれません。
しかし、その操作を安全に行うためには、操作方法とは別の知識や判断が必要です。
| 場面 | スマホの操作 | 安全に使うための判断 |
|---|---|---|
| SMS・メール | 届いたメッセージやURLを開く | 送信元や内容が本物かを見極め、不審なリンクを安易に開かない |
| SNS | 文章や写真を投稿する | 個人情報や位置が分かるもの、他人の情報などが含まれていないかを見る |
| アプリ | アプリをインストールする | 提供元や求められる権限を見て、必要のない権限を安易に許可しない |
| Wi-Fi | Wi-Fiへ接続する | 施設などが正式に案内している接続先かを確かめ、不審なWi-Fiを避ける |
| ネット通販 | 商品を選んで購入する | 販売元、料金、定期購入の有無などを読んでから申し込む |
このように、操作ができるだけでは防げないトラブルがあります。
スマートフォンを便利に使い続けるためにも、操作方法とあわせて安全利用の知識を身につけておきましょう。
スマホを安全に使うために必要な主な知識
スマートフォンを安全に利用するための知識は、セキュリティだけに限りません。
SNS、詐欺、ネット通販、課金など、日常のさまざまな場面に関係しています。
KLCのスマホ安全利用検定では、次の6つの分野から出題します。
1.スマホを安全に使う基本
OSやアプリの更新、公式アプリストア、画面ロック、端末を探す機能、バックアップ、Wi-Fiなど、スマホ本体を安全に使うための基本について出題します。
2.個人情報とアカウント
写真や位置情報、パスワード、二段階認証、パスキー、認証コード、アプリの権限、不正ログインなどについて出題します。
3.SNS・オンラインゲーム
SNSへの投稿、知らない人との交流、写真や個人情報の送信、誹謗中傷、闇バイト、フィルタリング、家庭での利用ルールなどについて出題します。
4.電話・SMS・詐欺
ニセ警察、偽SMS、フィッシング、なりすまし、SNS型投資詐欺、サポート詐欺、遠隔操作などへの対応について出題します。
5.ネットリテラシー・買い物・課金
ネット上の情報や広告の見極め方、AIが生成した情報、ネット通販、サブスクリプション、定期購入、アプリ課金などについて出題します。
6.トラブルが起きたときの対応
不審なリンクを開いた、情報を入力した、送金した、遠隔操作を許可した、スマホを紛失したなど、実際に問題が起きた場合の対応について出題します。
スマホ検定はこんな方におすすめです
スマートフォンの安全利用は、特定の年代だけに必要な知識ではありません。
子どもからシニアまで、それぞれの使い方に応じて注意したいことがあります。
スマホを使い始めた方
操作方法を覚えるのと一緒に、パスワード、アプリ、SMS、Wi-Fiなどの基本的な安全知識も身につけておくと安心です。
子ども・学生、保護者の方
SNSやオンラインゲームでは、知らない人との交流、写真や個人情報の送信、誹謗中傷、課金など、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。
子どもだけでなく、保護者も一緒に学ぶことで、家庭でスマホの使い方について話し合うきっかけにもなります。
シニア世代の方
ニセ警察、偽SMS、フィッシング、サポート詐欺、SNS型投資詐欺など、スマートフォンをきっかけとした詐欺への備えにも役立ちます。
スマホは使えるけれど安全面に自信がない方
毎日スマホを使っていても、「認証コードを聞かれたらどうする?」「写真を投稿するときに何に気をつける?」「偽のWebサイトをどう見分ける?」と聞かれると迷うことがあります。
検定に挑戦することで、身についている知識を試し、もう一度学んだ方がよい内容を知るきっかけにもなります。
KLCの「スマホ安全利用検定」について
KLCのスマホ安全利用検定は、スマートフォンを安全に利用するために必要な知識と判断力を問うオンライン検定です。
用語を覚えているかだけではなく、
「不審なSMSが届いた」
「知らない人からSNSで連絡が来た」
「警察を名乗る相手から送金を求められた」
といった日常に近い場面で、どのように判断し、行動すればよいかも問われます。
無料
30問
30分
80点以上
受験と合否の表示までは無料です。
合格後、認定証PDFの発行を希望する場合のみ、1件につき4,400円(税込)の認定証発行手数料がかかります。
認定証の発行は任意ですので、検定に挑戦して合否を見るだけであれば料金はかかりません。
認定証にはQRコードと認定証確認コードが記載され、企業や学校などの第三者がオンラインで有効性を確かめることができます。
認定証の有効期限は合格日から3年間です。
スマホ安全利用検定は、株式会社KIDAIが運営するKLCの民間検定です。
国家資格、公的資格または公的機関による認定ではありません。
スマホ安全利用検定の受験方法
KLCのスマホ安全利用検定はオンラインで受験できます。
受験にはKLCへの会員登録とログインが必要です。
会員登録
KLCで受験者本人の会員登録を行います。
登録済みの方はログインします。
受験前に学習
無料の学習ページを使って、6つの出題分野を学ぶことができます。
オンラインで受験
試験前の注意事項を読み、オンラインで30問に挑戦します。
試験時間は30分です。
得点と合否を見る
試験終了後に得点と合否が表示されます。
100点満点中80点以上で合格です。
まず学習ページだけ利用することもできます
KLCでは、受験前に利用できる
スマホ安全利用検定の無料学習ページ
を公開しています。
スマホの基本、個人情報、SNS・オンラインゲーム、詐欺対策、ネットリテラシー、ネット通販・課金、トラブルへの対応まで、最初から順番に学ぶことも、気になる章だけを復習することもできます。
検定を受験する予定がない方でも無料で利用できますので、スマートフォンの安全な使い方を学ぶ教材としても利用できます。
受験中は、生成AIや検索サイト、外部資料などを使用して解答することは禁止されています。
タブやアプリの切り替えなどにも受験上のルールがあります。
試験を始める前に、画面に表示される注意事項を必ずお読みください。
スマホ検定についてよくある質問
スマホ安全利用検定は無料で受験できますか?
はい。KLCのスマホ安全利用検定は、受験から合否の表示まで無料です。
合格後に認定証の発行を希望する場合のみ、認定証発行手数料4,400円(税込)がかかります。
スマホに詳しくなくても受験できますか?
受験前に無料の学習ページを利用できます。
スマホの基本から、個人情報、SNS、詐欺対策、ネット通販やトラブルへの対応まで学べますので、まず学習してから挑戦することもできます。
シニア向けの検定ですか?
シニア世代だけを対象とした検定ではありません。
子ども・学生、保護者、シニアを含め、年代を問わずスマートフォンを安全に使うための知識を身につけたい方を対象としています。
スマホの操作方法も出題されますか?
文字入力の速さや特定のアプリを操作する技術を競う検定ではありません。
OSやアプリの更新、画面ロック、Wi-Fiなどの基本的な内容に加え、個人情報、SNS、詐欺、ネット通販など、スマートフォンを安全に利用するための知識や判断力を問います。
不合格になった場合は再受験できますか?
はい。再受験も無料です。
ただし、同一検定の受験は直近24時間以内に3回、直近7日間以内に5回までとなっています。
合格すると認定証をもらえますか?
合格後、希望する方は認定証発行手数料を支払うことで、PDF形式の認定証をマイページからダウンロードできます。
認定証にはQRコードと認定証確認コードが記載され、第三者が有効性を確かめられる仕組みになっています。
スマホを便利に使うために、安全に使う知識も身につけましょう
スマートフォンは、生活を便利にしてくれる身近な道具です。
だからこそ、操作方法だけでなく、個人情報の守り方、不審な連絡への対応、SNSやネット通販で注意することなども知っておく必要があります。
「スマホは毎日使っているから大丈夫」と考えるのではなく、知らない電話やメッセージが届いたとき、少しでも不審に感じたら立ち止まり、信頼できる情報を確かめる習慣を身につけておきましょう。
KLCでは、スマートフォンを安全に使うための内容を無料の学習ページで学ぶことができます。
学んだあとは、スマホ安全利用検定に挑戦して、自分の知識や判断力を試すこともできます。


